Thursday, February 16, 2006

カニバリズム

グアム軍事法廷で三段階の審理が、一九四六年五月から九月にかけて進められた結果、立花中将、的場少佐、吉井大佐ら五人に絞首刑が言い渡され、森中将以下の五人に終身刑、他に一四人が有期刑となった。

なお森中将は、後に別件でオランダ軍の軍事裁判に移され、死刑判決となった。

この事件の特徴はカニバリズムの動機が飢餓からではなく、近傍の硫黄島における激戦に刺激され、兵士たちの敵愾心を高揚させるために企てられたこと、中将という最高ランクの指揮官クラスが主導した点にある。

事態を憂慮した堀江参謀は、途中で大本営へ
事情アリ適任ノ師団長ヲ派遣セラレタシ」と打電したが、
返電は「絶海ノ孤島ニツキ不可能」だった。

グアム裁判では、連日のように軍新聞の報道記事が、米本土に伝わり、立花の当番兵が人肉を供した酒宴の様子を述べ、立花が「此れはうまい、お代わりだ」と要求したことなどを証言すると、堪りかねた遺族から記事差し止めの要求が出た。

しかし軍法会議は冷静に審理を進め、人肉食の部分については、法的には死体損壊と見做して、特別な刑は加重しなかった。

年度末試験です。
眠気と戦い、家事に奮闘し、勉強に没頭し、仕事に励んでいます。
エッセイの主題に選んだ戦犯事件を読むにつれ、日本人は本当に根っから、野蛮です。
其の血が四分の三入っているわたしは、かのヒトラーのドイツの血も混じっています。
心の底から野蛮です。
ガッコでは、バレンタインどころじゃありません。
「あ、其れ帰責性有り」とか、「君は危険回避義務違反だ」とか、「渡されたチョコを拒むのは債権者引取債務不履行だろうか」とか、色気も何も無い状態。
暫し、何もできません。
まあ、誰も読んでないから、わたし謝りません。
良く、「ブログ更新を怠って済みません」ってな文字を見かけるけど、わたしは謝らねばならないほど期待されず読まれてもいないので、勝手に休みます。
プロフィールの仏頂面は、まさに現在のわたしです。
へらへら薄笑いしていられません。
落第は許されないのです。
しかし、人肉って、そんなに、美味いのかなあ。

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