雪で夜中ドレスデン着
Guter Morgen. Es ist diesen Morgen kälter.
お早うです、今朝は一段と冷えます。
セントレアのフライトも雪で大遅刻。
セントレア温泉入って待ちました。荷物は全部飛行機内なので、ネットでも遊べず。
今日未明に漸くフランクフルトに着き、また国内線でドレスデンへ。
ホテルからのバスで、ご存知、目の前にマクドナルドがあるホテルに着。
飛行機内でくすめたプレッツェルとマックで夕食終わらせ、二人で爆睡。
エコノミーでの快適さは席で決まる。
右側一番後ろがお得。
富士山見えるし、機内食も、ビジネスの余りを配ってくれる可能性が高い。
実際、昨日も、牛肉の時雨煮とぶり塩焼き、等等、ビジネスの余り頂きました。
機内食くらいしか、私が白米を食べる機会は無いので貴重。
夫は好んでエコノミーの洋食を食べてましたが。
気を付けるべきは、水の確保、です。
空にしたペットボトル持参して、必ずミネラルウォーターで満タンにしましょう。
欧州へ行ってつくづく思うのは、水とトイレとコインの貴さ。
ビアよかミズのが高い。
一寸のトイレにもコインが要る。
枕銭も要る。
で、今、ホテルのバイキングをたっぷり食べて、昼食用にクロワッサンとライ麦パンとチーズ、ハム、パプリカ&スターフルーツのサンドウィッチを二人分つくり、加えてまたペットボトルをピンクグレープフルーツジュースで満たし、満足して部屋に帰ってきました。
誰に言っても「恥知らず」と叩かれる習慣ですが、勿体無いでしょ、無料のモンは無料で調達しなきゃ。
毎年ドイツでのお昼は此れです。
偶にですが、レストラン行きます。
と言っても、デパートメント内のデリカ。
食べられるんですよ、買った其の場で、とは行かなくても、大抵食べられる場所があります。
下町巡りも、アド街ックでいいです。
何つーても、チップが不要。
一銭も払いたくないほど酷い目に遭っても、彼等要求しますからね。
きっちり持ってりゃいいけど、お釣りがあっても払ってくれない。
ユーロの良いトコ悪いトコ。
今日は、父方の祖父のお墓がある、ザイフェンまで足を延ばそうかと、夫が言っててくれました。
ので、ひたすらにレンタカーを走らせます。
馬鹿でかいパイプ人形は買いません。
お土産にしても、九十九%の人が迷惑がるし。
カカオ77%の真っ黒チョコレートのが喜ばれる。
シュトーレンは間に合わない。
ウィンナーは検疫で没収される。
案外受けるのは、ドイツ語のピカチューものや、ドラゴンボール。
さて、出掛けようかな。
ひとつお節介。
ドイツに行って(欧州の殆どで)免税店を探さないでください。
大抵がミュンヘンで払い戻しの申請をしますから。
領収書失くさないで。
頼むから、タクシー呼んで「デュ~ティ~フリ~ショップ、プリーズ」と言わないでください。
今年もやっぱりたべてしまった。
あのグロテスクなまでにドデカいウィンナー、煮崩れたポテト、ザワークラウト……。
ズッペはしょっぱい、サラダは日本の漬物みたい、プレッツェルはブッシュみたく歯が折れそうでしょっぱい。
でも、あのベリー&ヨーグルトは好きだな。
旦那はアイスクリーム頼んだけど。
あの甘くない酸っぱいだけの数種のベリーが、わたしは好きだ。
ドイツでは、余り甘いものを見かけない。
勿論、枕元には毎晩チョコレートが置かれてあるが、其れも甘くない。
アイスクリームも甘くないプリンを凍らせてシャーベット状に練ったみたい。
とにかく今日は美術館で一日が終わり、満足。
ラファエロもイタリアじゃなくてドイツにあるのだ。
あのフォリフォリのツイン・エンジェルの絵。
目つき悪い、あいつ等。
しかし、寒いのも程度を超えると麻痺する。
Es war auch heute kalt. Es wurde in Schnee ruiniert. Der Weg wurde gelähmt. Es ist wunderbar, auch wenn eine zum dem Erfrierungstod gebrachte Person herauskommt.
ジョークじゃないよお。
今夜が一番、町が賑わう。
石畳の道を歩き、屋台のレンズ豆を食べ、ホットワインを啜る。
ほっとする瞬間や、人の温もりを感じられる刹那が、其処此処に在る。
明日の今頃、町は静まるだろう。
皆、家族で聖なる夜を祝うのだ。
外で浮かれる馬鹿は蔑まれる。一緒にいてくれる人が誰もいないのだと、哀れまれる。
わたしと夫も、手を繋ぎ、身を寄せ合い、体温を分かち合う。
彼の手が暖かく、胸が広い。
抱き締められれば、其れだけで、自分が世界一幸せ者だと感じられる。
降り頻る雪の中、彼を見つけただけで安心できる。
熱いワインを分け合うだけで、一つになれた気がする。
この一体感、人肌の温度、耳を打つ囁き、交わす言葉、何もかもが神聖で大切で愛しい。
冬はいい。
ちょっとした幸せが町中に溢れている。
シャワーを浴びて温まる、毛布に包まり寝転がる、彼とふざけあう、些細なことが全部、神様からの祝福に感じられ、絶え間無い祈りを捧げる。
一寸したことに感謝できるようになった。
小さなことが幸せに思えるようになった。
子供の頃、シスターが仰ったのは真実だ。
幸せはなるのもでない、追うものでない、掴むものでない、況して奪うものでない、唯、気づくもの、感じるもの、感謝するもの。
此れ迄わたし、いつだって何かを追い掛け、掴もうと手を振り回し、人を傷つけ、尚も不満を垂れてきた。
何かになる、何かを掴む、そんなことばかりだった。
激動の中、生きてきた。
ベトナム戦争泥沼の終結、ベルリンの壁崩壊、ソ連崩壊、米ソ冷戦終結、湾岸戦争、少数民族独立運動、日本バブル経済壊滅、マザー・テレサ逝去、マンハッタン同時多発テロ、アフガン襲撃、イラク戦争、ヨハネ・パウロ二世逝去、サダム政権崩壊……。
色んなものが終わり崩れ壊れ消えた。
スマトラ沖巨大津波から、もう二日で一年経つが、未だ行方不明の人がたくさんおられる。
ニューオリンズのハリケーン被害は真新しい。住民の五分の一しか自宅でクリスマスを迎えられないでいる。
わたしは、歴史的事件と同じ時代に生きながら、他人事にしか感じられない。
本気でサダムを憎まないし、ブッシュに呆れないし、金正日に怒らない。
バンダ・アチェで嘆く人々を観ながら、募金に参加しつつも、ニューイヤー・パーティに着ていくドレスのほうに頭を悩ませた。
マンハッタンで偶然遭った、WTC爆発の破片が付けた頬の傷を気に病む。
自分の視野の中さえ平穏ならば、生き物は十分幸せなのだ。
地球の裏側で天変地異が起こり、国民の四分の一が死亡しようが、虐殺されようが、餓死しようが、幸せでいられるのだ。
見ない、聞かない、触らない、其れで保つ幸せ。
決して褒められる人間ではないけれど、生きるには便利な性格だ。
今日から日朝政府間会議が再開される。
ロシアの民主化がぐらついている。
二年経ってもイランの被災地は放置されたまま。
誰が幸せなのかは、誰でもなく、自分自身で気づき、感じて、味わうもの。
ちっぽけなわたしは、ミュンヘンの雪の中、暖房の効いたホテルの部屋で、夫とじゃれあい、世界で一番幸せだと実感している。
其れで、其れだけで、充分じゃない。
無事帰れた人は帰れたらしいけど、うち等夫婦は雪で足止め。
ミュンヘン空港で八時間、フランクフルトで十時間、合計十八時間フライトを待った挙句、日本での着陸拒否に遭い、ルフトハンザ直営高級ホテルに無料で一泊しました。
ラッキーかアンラッキーか。
わたし達は二人で「得したね~~~!」と喜んでますが、ビジネスの人は大焦り。
確かに離陸不能での待ちはあったけど、日本での着陸拒否で待たされたのは珍しい。
米ではしょっちゅうだけど、日本では珍しい。
ドイツでは、七時間遅れたらやっと「遅れた」と形容するくらい、フライトの遅れは日常。
ただ、二〇〇一年以来、空港内でアーミーが跋扈するようになり、身体検査も厳重になった。
だからデジカメもケータイもチッキへ。
暇で仕方が無い。
ミュンヘンでは、(知ってました?)無料の珈琲紅茶ハーブティーサーバーがあって、水分不足は防げたけれど、フランクフルトではひたすら待つのみ。
っつーても、ユーロなら持っていてもいいので、しかりマック行きましたが。各国のハッピーセット、比べると面白いです。
パティは「ミミズ疑惑」を除けば、大抵の国で同じ味がする。
ま、ケチャップ&マスタードぶっかけるので、パティ自体の味で勝負してるのは日本等アジア中心ですね。
あだ、バンズはかなり差があるです。
ドイツはパサパサ。
アメリカのでっかいのは重たい位だけど、ドイツのは軽~~~い。
ふんわり、よか、パサパサ。
ジャーマン・キティ・フィギュアを入手。
朝マックもお国柄が表れて面白いです。
しかし、ダブルマック食べた直後に、ルフトに交渉したら、凄い珍しく非を認め、直営ホテルに輸送しえくれ、更にはビュッフェまで用意してくれた。
先に言ってよ~~。
って言いつつ先程、生ハム、ポーチドエッグ、チキンレッグまで二人で食い漁ってきました。
丁度都合よく、日本人ツアーの一団とバッティグ。しかもJTBさん。
さすがJTB、一緒にやったら、交渉が楽でした。
うち等だけなら、空港泊まりだったかも。
アレ辛いのよね。
トイレ行くのも、気が気でないし、況してや眠れない。
目覚めたら素っ裸にされてるよ。
少なくともニューヨークやワシントンや、特にイタリアでは。
此処は通常なら決して泊まれない高級ホテルだ。
日本で言うなら、成田全日空ホテル並み。
ただ、リザーブ無しの飛び込みなので、部屋は滅茶苦茶。
良い部屋なのだけど、うち等夫婦でセミダブル(欧州の普通)サイズベッドの真ん中に、細長いシーツと毛布と枕一個だけ。
夫婦だからいいけど。
でもJTBツアー客の男性二人がダブルベッドの部屋に通されて、怒ってました。
しかしよく食ったなあ。
朝は一日分食べる積りで、二時間粘って食い、昼はお馴染み朝バイキングで盗み作りしたサンドウィッチしかっり食べ、夜はマック、深夜にビュッフェ。
太ったかな。
丁度良い。
此処最近、WinFixer2005駆除に追われ、寝ない食べない、寝てもオフィス泊まりだったので、三十八キロ以下に痩せてしまって。
一六一センチは低いほうだけど、それでも四十キロはキープしてないと、しんどいです。
わたしは燃焼系で、小太り(あ、怒ってる)の夫が寒いとぶるっても、わたしはシャツ一枚で平気。
雪大好き。
スキー行くと夫は寒いわ疲れたわ煩いけど、わたしは元気溌溂。
だからドイツの冬は身体に合うのです。
移動サーカスも観たし、屋台も廻ったし、システィーナ・チャーチにも行けました。
去年は道に迷って到達できなかったのだ。
此処はいいなあ。
ネットも使える。
シャワーの勢いがある。
ドライヤーが火を吹かない。
ドイツだと、インターシティかアストロンかトリップを選ぶのだけど、そんな一級ホテルでも、時間を見計らわないと、シャワーが出ない。
シュトッツガルトのシュランネは、民家風で好きだけど、エレベーター無し、階段木製、シャワー室まで木製、勿論ミニバーは無い。
と、さっさと寝よう。
夫が枕を独占して寝てしまった。
小太り夫とセミダブルはしんどいよ。
男二人でダブルベッドよりはいいか。
何がしたくて日記書いてるのか。
単に、国際電話代が勿体無いから、メールで帰国遅れを親類知人に報せたかっただけ。
で、ヤフーメール使おうとして、楽天に繋いだだけ。
見事文字化け。
JWord勝手にインストールしました。ごめんなさい。
あ~~~、真夜中になる、明日のフライトはキャセイに変更、狭いが各シートにモニターがあるので、映画でも観ながら、変な機内食で凌ごう。
キャセイは台北で乗り継ぎ。
怪しい飲料水売ってる自販機で、ちょこっと土産買える。
夫は知らないと言うが、台北以降の機内食は和洋中折衷の何とも形容し難いモノ。
アテンダントはキツイし、サービス悪い。
覚悟して、十二時間のフライトに臨もう。
本場のは、ラム酒が効いててでらうまでした。
わたしでも食べられた、ビターなチェリーケーキ。
夫が大好き。
ドレスデン二日目の夕食。
ドレスデンでの昼飯。
此処でも焼きもろこし!
ドイツの魚料理は美味しい。
保存が利くので、お土産。
友人宅でのパーティ。
あったか家庭料理。ザイフェンにて。
アストロンの朝食。此れで作ったお手製サンドウィッチを連続三日食べました。せこい……。
此れが屋台で食べられるなんて!!!
よく食べたあ。
しか~~し、一グラムも太らなかった。
体重に悩む。
この身長で、40キロ下回ると、さすがに辛いです。
今は38キロ弱だなあ。
日本ではすっかり食べなくなった。
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