Wednesday, February 15, 2006

親には絶対返せない恩があるよ

ただいま授業中。
民法三九二条後段、物上保証人や第三者が五百条により五百一条で代位するのは分かるけど、二番抵当権者との関係はどうなるのだ???

昭和四十四年の判例をそのまま現代にも適用するのか?
信じるぞ、教授。
試験で落とすなよ。

ああもう、三百九十八条は、今もなお、わたしを悩ませる。
根抵当は理解するが、根質までホントに認めていいのかよ?
不登二条、七条、面倒だな。
三九五条、三七八条、三七四条の制限、取っ払って、債権者を太らせていいのだろうか?

ってな感じで、手書きのノートでは追いつかず、ノートPCでノートしている。
検索機能が無いと、工学部出身のわたしには、六法全書丸暗記している講師の講義に追いつけない。

さりげに「……ではあるが、なお、民法何条の例外に注意すること。しかしながら判例、学説は分かれて……」ってな調子で進められては、困る、のだ。

さて、教授が居眠り中なので、こっちもサボります。

メールのお返事。
直メルできなかったので、此処にてご無礼。

あのね、BASARAさん、わたしの意見ですが、生き物は家族を馬鹿にするとき最も不幸なのだと思います。

親には返し切れない恩がある。
痴呆になった親のオムツを代え、葬式と火葬を済ませても、まだ供養が残っている。
親のオムツを代えるとき、やっと乳児期の恩を返させてもらい、墓参りすることで、やっと胎児期の恩を返させもらえるのだと。

家族と自分と世評とは、三面鏡だと思うのです。

親と子は合わせ鏡だし、其れを反射するのが世間だ。
飼育する愛玩動物などは、最もよく飼い主たる自分を照らし出して暴き出す。

何故、ご両親を馬鹿にするのか、卑下するのか、わたしには分かりません。分かりたくもありません。
ごめんなさい、同意を得たくてメールくれたのでしょうが、わたしはあなたに反対です。

わたしは既に、養親と実父を亡くしています。
残る実母を気遣うたびに、育ててくれなかったと言う恨みより、生きていてくれる感謝を覚えます。奇麗事じゃなく。

失わないと、その真価が分からないでしょうが、もう少し、あなたの口癖「ウゼ~」を一割減して、お父さんが当然に入れてくれる家計費、お母さんが当然にしてくれるお弁当作りや掃除、などを、自分でできるか考えてください。

100%、今のあなたには不可能です。
100%、今のあなたは親に依存しています。
覆せますか?
反論できますか?
自分の食い扶持、自分でその年齢で稼げますか?
毎日お弁当作って、掃除して、働いて、一人で寝て起きて食って稼いで、できますか?

一人暮らしを嫌と言うほど味わったわたしは、疲れ果てて帰る部屋の暗さ、冷たさ、知っています。
あなたはまだ知らない。
誰とも口を利かずに終わる一日だってあるのですよ。
コンビニで「いらっしゃいませ」と言われただけで、嬉しくなるほどの寂しさ、分かります?

ウザいのは、あなたに関心を持っている証拠、愛情の証拠。
どうでもよければ、ウザいこと言ったりしません。
ど~だってい~のですからね、子供なんて、親だけについての人生にとっては。
ホームに入ればいいし、マンション型墓地でいいし。

其れでもなお、あなたを気遣う愛情、やっぱわかんないかな。

あ、やばい。

結論、あなたは幸せです。
自分で思う以上の愛情に包まれています。
其れはもう、ウザいほどの豊かな愛情に、ね。

と、なんとかじ~さん、わたしのことを暇人と言うなら、読んでるあなたも暇人ですね。
読まずに批判だけして書き捨てるなら、無責任。
どちらですか?
どちらにせよ、目的に向かって突き進むわたしに、あなたでは勝てません。
あなたの負け。
法学がくだらないことですか?
其れすら読まずに批判ですか?
馬鹿らしい、あんたの負け、だ。

と、H編集様、卯月春羽、言ったことは守ります。
有難いお話ですが、今以上に執筆する気はありません。
出版の積もりはさらさらありません。
どうぞ、そちらでご自由に使ってください、ネタでもストーリー全部でも。
どうせもう既に、パクられ済みですからね。
正直、怒ってますよ。

有名な作家も、裏側見れば、単なるパクリ屋かあ。
H様、面倒なので、電話には出ません。
好き勝手にしてください。

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