Wednesday, March 22, 2006

心狂々廻り巡る5/18

段々小難しくなってきた。
臨床的に必要なホルモン剤に副腎皮質ホルモンがある。アドレナリンは副腎の真中にある髄質から分泌されますが、副腎皮質ホルモンは名前の通り副腎の皮質(外側の部分)から分泌されるホルモンだ。
例えば鴨の副腎を除去すると、五時間程で死んでしまう。このように副腎が生命の維持に重要な役割をはたしているとういうことは、かなり昔から知られていたが、一九二七年には副腎エキスが作られ、アジソン病という副腎の機能が低下する病気に効果のあることが認められた。

一九四一年頃、胆嚢から分泌される胆汁の中でコレステロールと構造が非常に似ている副腎皮質ホルモンという物質が発見された。この副腎皮質ホルモンはリウマチ、膠原病、関節炎、アレルギー、喘息、皮膚炎、心臓停止や呼吸停止を起こすようなショック症状にも効き目があり、医学的に治療上、これが特効薬という決め手がないようなときに使う切り札らしい。
現在でも治療法がない病気にはステロイド(副腎皮質ホルモン)を投与するという言葉が医者の間にあるくらい、未知の作用をもった魔法の薬と、医学界では呼ばれている。
突然聴力が低下する突発性難聴、次第に足の力が抜けて麻痺が進行するギランバレー症候群、最近ではアトピーなど、まだ原因がわからない雑多な病気に、副腎皮質ホルモンが特効薬として使用されている。
これらの多様性からも、この副腎皮質ホルモンが生体にとって実に多くの働きをしていることが分かる。

鬱病には内因性と外因性のニ種類がある。外因性というのは、何かショッキングなことや悲しいことが起き、それがきっかけで鬱病になる場合だ。内因性というのは、ホルモンが関連して起こる欝病。一九六〇年頃から、鬱病になると副腎皮質ホルモンが高くとの検査結果が注目されるようになった。内因性うつ病患者の血液中の副腎皮質ホルモンを、二十四時間測定したデータがあり、それを見ると、常に正常の人より多いと判明した。
睡眠中も同じように高いことから、こうした増加はとくに外界のストレスとは無関係な現象であると考えられる。
この精神の働きと副腎皮質ホルモンの関係を見ると、あるホルモンが分泌されるためには、それを分泌する臓器を刺激し、スイッチをONにする別なホルモンが必要になる。生体内では一つのホルモンが分泌されるまでいくつもの連鎖があり、これは人体のスイッチがさまざまな情報を、途中で取り入れながら、最も効率的に作動するようセットされているからだ。

単純にある物質を作り、それを分泌させるだけではなく、内因性鬱病になると、体の中ではマイナスの連鎖が起きる。
欝病になると脳の視床下部が刺激され、副腎皮質刺激ホルモン分泌促進ホルモンが分泌される。この促進ホルモンの働きにより、同じく脳の脳下垂体という場所へ命令が行き、ここから副腎を刺激するATCHというホルモンが分泌される。このACTHの作用で副腎皮質ホルモンが過剰に分泌される、という負の連鎖だ。
ACTHはストレスがACTH、副腎皮質ホルモンと続く一連の連鎖の引き金となり、ストレスが強ければ強いほど、それに刺激されて分泌される副腎皮質ホルモンの量も多くなる。

しかし、過剰の副腎皮質ホルモンは、体にも負の連鎖を誘引する。

体に無理や疲労がたまると、副腎が刺激されて大きくなる。副腎が大きくなるということは、副腎を刺激するACTHも多く分泌されることとなる。少量の副腎皮質ホルモンは、免疫力を高めたり、治療に用いられたりするなど、身体にとってよい物質だが、ACTHに刺激されて多量の副腎皮質ホルモンが分泌されると、胃潰瘍の原因ともなる。
この胃潰瘍は治療のために副腎皮質ホルモンを服用していてできることもあり、ストレスが過剰になって、自分の身体から分泌される副腎皮質ホルモンで潰瘍を作るばあいも多いにある。

ストレスと副腎皮質ホルモンとには、密接な繋がりがあるようだ。
鬱病もある種の抑圧状態であり、強いプレシャー下に置かれている、つまり、恒常的なストレスに常にさらされていることと同じになる。ストレスと副腎皮質ホルモンとは深い関係で結ばれている。迷惑な話だ。
鬱病に効果があった結核の治療薬にイプロニアジドという薬があるが、これを服用した患者が意欲的になり、食欲も増進することが認められた。これは結核が改善されたという理由だけででは説明し難い。

ナタン・クライン博士はこの謎を解明しようとしたが、イプロニアジトに黄疸の副作用のあることがわかり、メーカーがこれを市場から回収してしまった。
一九六〇年になり、ようやくイプロニアジドがノルアドレナリン、アドレナリン、ドーパミンなどの、カテコラミン系物質やセロトニンなどの分解を阻害する作用のあることがわかってきた。
つまり、イプロニアジドを飲んで元気になった患者の体内では、これらの物質が過剰に分泌されていたわけで、逆に考えれば、体内のセロトニンなどの量を上手くコントロールすれば、鬱病を治療できる可能性がある。

現在アメリカではこのセロトニンが欝病の治療薬として、実際に臨床現場で使われている。
これらの研究の重要な意味は、人間の気分が脳の中の物質の量で決まってくるという点にある、と書いてある。
つまり、心は漠然としたものではなく、物質の量と種類によって決まってくる可能性が大きい。

そんな薬漬け治療に対する警告とも取れる実験結果があった。

一九九七年当初、セロトニンは研究段階にあり、猿による臨床報告では、セロトニンを投与された猿は群の中から完全に孤立した。自分の子供にもエサを与えない、自己中心的に、意識レベルが退化した事がわかった。
猿の脳内のセロトニン濃度が150pm.pmlと、異常に低くなると、子供を抱き上げることもなく、追い縋る子供にまったく関心を払わず、行動が気ままで非社会的になってしまった。
セロトニン濃度が225pm.pmlと正常値を示している猿は、何ら問題がなかった。

ヒトによる臨床報告おいて、一般に5HTの静注ににより、呼吸器系に対する作用では呼吸量が増大する。これは頚動脈、大動脈の化学受容体の刺激によるものと考えられている。
5-HTはblood-brain barrierを通過し難いため、中枢神経に対しては殆ど作用しないと考えられていた。しかし最近では、特に除波睡眠の誘発、動物の闘争的行動の惹起、性行動の抑制などの報告がなされている。

サイコセラピー的カテゴリーにおいては、5-HTの異常分泌による幻覚の誘発が認められているし、松果体から分泌されるメラトニンは、精神体を通してデバチャンの
下位メンタル界層に繋がっているとも言われる。
また愛のあるテレパシーが起こっているときは、プロラクチン分泌濃度が高くなっているという報告もされている。

人、魂、ということことになると、化学的といわれるものも必ずしも真実ではなくなる。
人間の心が単なる生化学反応で、薬によって整えるということができるというのは、余りに単純な物質主義だろう。人間は遥かにそれ以上の存在、であって欲しい。人間は、意思があり自ら選択する能力を持っている。
さらに脳は余りに複雑過ぎ、脳内薬品は脳の助けになるより、むしろ脳を傷つけているともいわれる。
人間の心の問題を薬で解決しようとすることに、強い警告を発する科学者が増えている。

魂、とかになるともうお手上げだが、確かに心を落ち着かせる薬、があるなら、人に自分を愛させる媚薬や、郷土の恐怖を与えショックによる自然死を招く間接的殺人も可能になる。

小難しくなってしまった。大学にいるとどんどん小難しい言葉を使いたがるようだ。教授が悪い。法律が悪い。分かりやすく書けっての。



大人になりたくないの?
其ればっか言われる。
あのなあ、わたしが何歳だと思ってンだ?
大人通り越して婆ァだよ?
この年で子供で痛いなら、マイケル・ジャクソンみたく整形して美貌を保つしかないだろ!
同じ事ばっか訊くな! 言うな! 聞き飽きたし答え飽きた。
其れを又丁寧にカルテに書く。
ドイツ語使って。カッコつけンなっての!

医者は結局勝ち組みだ。医学部に入るのにどんな苦労したって、インターン中貧乏だって、今現在先生と呼ばせて良い椅子にふんぞり返ってンのはお前だ!!!

カウンセラーの方からメールが届いた。
わたしがここで書く内容が、間違っている、危険すぎる、過激すぎる、らしい。
何処が間違ってる?
本当だから困ってンだろ?
嘘っぱちなら一笑に伏し、自分の言葉で患者の心動かしてみろよ!!!

弁護士と同じ、あんた等言葉のプロだろ? ならテメエで患者を動かせ!!!
わたしがここでわたしなりの真実書いたって、どうせ大して誰も読んでくれない。影響力は微々たるものだ。
なのにそんな虫ケラに、仕事邪魔されて、ンで金取るの???
甘えンなよ、テメエ等こそ、大人になりたくない駄だっこじゃねえかよ!?

大学で学ぶ心理学、あんなもの屁の役にもたちゃしない。
わたしも学んだらいえる。
わたしにはいう権利がある。イチャモンつける前に、憲法短いンだから読んでみろ! ちゃんと人権として欠かれている。わたしは特定人を攻撃していない。
営業妨害していない。もしわたし程度に妨害される営業力なら、潰れろ!

確かに膨らみ始めた胸が嫌だった。丸味を帯びるケツも嫌だった。
でもそれが審査の対象だから、だけど決して肥っちゃいけなくて、でも成長期には食べたくて、でも大会で優勝したくて、だから食べては吐く生活が始まった。

父の目つきがいやらしかった。服をぬがされて、乳首をいじられて、「まだピンクだな」といわれて、もうホントにいやらしかった。

母もだ。初潮を、わたしは旅行先で迎えた。大変だった。父にも兄にも丸分かりで、汚ねえ、といわれた。
母はパンツを脱がせ、タンポンの入れ方を指南した。
見ている前で入れさせるのだ。
「感じるでしょ、血が出てくるの、そう、真ん中に女だけの穴があるの、息を吐きながらスーッと入れなさい、駄目世乱暴にしチャ、破れると男から愛してもらえないの、女なんだからソコは大切にしなさい」

あ~~~~も~~~~思い出しても嫌だ!!!!

男になりたい。でも男も夢精とかで大変らしい。と、旦那が言う。

旦那も旦那でいやらしい。会うたび迫ってくる。無理矢理入れてくる。
正常位ではとてもやれない。普段なの顔が見えちゃうから。
あの呆けた恍惚とした表情、夢に出るくらい嫌いだ!
そしてしゃぶれという。
最初なの事か全くわからなかった。
そしたら「俺のをお前の口に入れるんだよ!」と、無理矢理突っ込まれた。
勝手にピストン運動をはじめ、わたしの口中に射精した。
余りの不味さに吐き出そうと顔を放しかけたら、「のめ」といった。

吃驚した。排泄物を飲み下せというのだ。でも女は皆そうしてると言い張る。
私は一旦無理矢理鼻と口とを抑えられて飲まされた。
その後、すぐさま吐いた。
嘔吐は激しかった。未消化の細くなったパスタがまんま出てきて、まるで寄生虫に見えた。動いている気がした。実際動いていた。ビールやスープの液体に絡まったパスタは、粘液の中を泳ぎ、胃液に打たれビシャビシャ撥ねた。

もう恐ろしくて、キモくて、此れが男女の関係なのかとぞっとした。
嫌悪と嘔吐が交互に現れ、血が出るまで吐いた。
そんなわたしの背中を蹴り、レストランの駐車場に置き去りにしたのが、今現在別居中の旦那だ。

皆が言う、何故結婚したのかと。
わたしは身体をはじめて汚され、其れが結婚の義務なのだと思っていた。其れくらい、母に感化されていた。
母は何度も何度も処女の大切を説いた。
初めての男に身も心も捧げろと言った。
だからわたしは強姦した相手に身を捧げたのだ。

今考えると馬鹿みたいだ。皆早くからやってるんだ。わたしだけ話では大人ぶってたけど、まったくのド素人だった。

今激しい後悔をしている。
夕食や弁当を作った本人の目の前で捨てる、拒めば殴り蹴り無理矢理突っ込む、しゃぶらせる、腹の出た冴えないおじさん顔の、アトピーの男。
其れがわたしの夫???

死にたい。病気したら離婚できると思ったが甘かった。夫はがらりと人格が変わり、良い人になってしまった。憎もうにも憎めない。
傍からは良い旦那さんとほめられる。
アイツが夜毎強要する猥褻行為を皆知らない。
医者には打ち明けた。
だから強制別居させてもらえた。
わたしは大人になりたく無いんじゃない。
夫が嫌なのだ。
だから、治りたくない。
誰にもいえない、本音。


秋は欝日和。
この秋で、丁度欝と診断されて十三年になってしまう。
干支一回りだ。
最初センセイ様は「鬱は心の風邪、三ヶ月で治ります!」と、頼もしく言ってくれた。
其れがこの現実……なんで???
何でわたしこんなになっちゃったの?

原形を留めない指先、ネイルアートを先走りしてたわたしはもういない、死んでしまった。
綺麗だった指先、自慢だった爪、が、今はもうこんなの。
爪
切りつけた傷痕、腐って落ちた指先、剥がれた爪、全部わたしが悪いのか?

何が心の風邪だ!
簡単に勝ち組みが言うな!
わたしは負けている、けれどあんた等の思いとおりに簡単に治ってやるか!!!

此れがわたしの心の内側、認めたくない甘ったれ、夫と一緒が嫌で、一人でいたくて、仕事の邪魔されたくなくて、SEX避けたくて、全てすべて現実から逃げているわたしの本性だ。

だけど、指が腐ったときは吃驚したな。
七年前の夏だ。
蛆が湧いた。病院にいかなかったから。このまま全身腐ればいいと思った。
そのほうが、心が腐ったわたしに似合う。
真で焼かれて骨になったら、わたしやっと綺麗、やっと清潔、やっと貞淑。
願いは叶わない。


ブリミアの始まり。
わたしが十五歳のときだ。初めてはいたのは。
あの時は皆が心配してくれて、いつも突っ張って着わたしには初体験の心地良さで、以来、時折ふとその心地良さを思い出すようになった。

わたしは子供のときから突っ張ってきた。良い子だった。他人が言うのでも、成績優秀スポーツ万能容姿端麗指導力有り、だったようだ。
無論、自分にそんな自惚れは今でもない。
それどころか、わたしは絶えず怯えていた。

成績が落ちたら、五十メートル走のタイムが落ちたら、マラソンで負けたら、学級委員になれなかったら、部活で部長になれなかったら、絵が入賞しなかったら……物凄く疲れた。

分かる人にはわかると思う、この自分で自分を追い詰めてばかりでない、周囲からの期待と言う名のノルマ、圧力、押し付け。

苛められる前に苛めたし、クラス替えのたび女子も男子も仕切ってきた。皆がわたしをリーダーにした。卑怯なことに立候補はしない。他薦させ、さも鬱陶しそうに引き受ける。

いつからか、その圧力が物質的に感じられるようになった。
頭に覆いがされているような、急に脱力感に襲われたり、無気力に支配されたり。
でも周りが許してくれなかった。
あの子が八十点取れば褒められ、わたしが八十点取ると叱られる、そんな生活が大学入学まで続いた。

十五歳中学三年生の正月だ、御屠蘇を飲みすぎ(父は鮭は親が教えておくもの、失敗しないように、という教育方針だった)、吐いた。
吐いて吃驚した。
こんなに沢山の物が胃に入っていたのか?
全部肥る材料じゃないか。
肥ったら、体型が崩れたら、大会に出られない。
皆から見捨てられる。
そうなったらどう生きていいか分からない。
だってわたしは何時も上から人を見下して生きてきた。
今更見下されるなんて絶対嫌だ! 耐えられない!
見下す気持ち、優越感で優しくするあの快感を知っているからこそ、怖い。
そうだ、病気になれ。
どうやってなろう。

ああ、食べたもの吐けば、好きなもの食べても肥らないし、痩せれば心配してくれる、一石二鳥だ、そうだ、今から田畑物全部吐くことにしよう。

そうして地獄が始まった。
全然危機感なんてなかった。あの頃は過食嘔吐なる言葉も存在せず、ただカーペンターズの片割れが拒食症で死んだという、拒食という言葉だけしなかった。

わたしはちゃんと食べて、それから吐くだけ、拒食症じゃない、そう思っていた。
甘かった。
弁当以外、全て吐いた。過食嘔吐しながら高校も入学した。勉強はできた。なったって全てのストレスを食べる事で発散でき、加えてやせていくわたしを勉強のしすぎだと気遣ってくれる。
あの頃は、ほんの三ヶ月だが、狂った極楽だった。

高校にはいり、彼氏ができた途端、もっと心配して欲しくて、狂いは始まった。


狂っていく。
高校に入学して直ぐ年上の彼氏ができ、堂々と付き合った。
早くGWの頃にはクラスを掌握し、支配していたわたしは、室長になり、クラブでも一目置かれていた。
何もかも、傍目からは上手くいっていた。
よく食べるのにスリムだね、スタイルいいね、男子が騒いでたよ、あんたが水着になると観客できるよ……。

夢心地だった。

成績も、ワンランク落とした高校(それでも灯台入学率は県内では高かった)に入ったので、楽勝で上位をキープできた。
友人も大勢いた。ふぁんです、って手紙まで貰った。
嘘ではない。だからこそ、此処迄ボロボロに落ちたのだ。

どんなものでも順位がつく。日本では順位差別が多い。一度上位を占めたら落とせない。番付に常時載っていなくてはならない。

体操部でも上手くいった。先輩もわたしの芸には身をひいて、インターハイに出してもらえた。
ただ、彼氏だけが困った。
SEXを求めてきて。
わたしは、膣に勃起したものを突っ込むということも知らなかったのだ。
此れも本当。母が異常に潔癖だったので、性に関する知識が幼児波に欠如していた。
KISSも嫌いだった。フレンチならいいが、下を突っ込まれたり突っ込まされたりは嫌だった。汚いと思った。
「愛してないのか?」
拒むたび、何度も訊かれた。
嫌われてもよかった。だってわたしは男友達には不自由していないから。だからさっさとフリーになった。
自分を汚してまで男を好きになれなかった。

父を見たからだろう。わたしのアソコを敗れてないかチェックする父母、腋毛をそれと面白がる兄、ぜんぶ、大人や性を感じさせるものが嫌だった。

表面上なのも蚊も手に入れて優雅に見える毎日、本とに毎日、朝学校へ行く直前にも、吐いていた。
ゲロのにおいがつくと嫌で、朝晩シャワーを浴びた。
長い髪が便器に触れて、たまった水やゲロが顔に飛び散って、跳ね返って、おぞましかった。
でも止まらない。
偶にやめると物凄いイラついた。
母や父に対し、殺意さえ憶えた。
しかし自分への殺意は無かった。
だんだんゆっくり狂っていった。

気が付いたら、体重が三六キロに減っていた。レオタードを着るには丁度よかった。先生もよく食べよく運動し、一寸痩せてるけど演技はパワフル、と褒めてくれた。わたしの嘔吐を止める人はいなかった。

でも家族は気付いていた。
そりゃそうだ、食パンなら三斤、加えて牛乳、お菓子、カップめん、一日一万キロカロリーを食べていて、三十六キロの筈が無い。
でも気づかれてないと思っていた。
大量に食べて父母を驚かせ、其の後三十分以上のトイレに閉じこもっていれば、そして後ではいると必ずゲロに匂いが立ち込め、壁他便器に嘔吐物がこびり付き、夏には黴が生えてくる。

親は信じたくなかったろうが気付いていた。自分の子供が拒食症、ソコ頃はまだ過食嘔吐とはいわず、何でもかんでも拒食症といわれていた、その話題の病気になるなんて、ショックだったろう。

わたしは吐きだこに悩んでいた。何度もイボコロリを使って無理矢理取っていた。
痛かった。腐らせて強引にはがし取るのだから。
わたしの手は、過食嘔吐者が見れば一目でそうとわかる。

高校一年春休み、親と喧嘩して出て行けといわれ、本当に出て行って、とても貧しくなっても、わたしは自立どころか、益々過食嘔吐にはまっていった。

バイト先で食えるのだ。クラブだから酔ってゲロる客も多い。わたしも勤務中こっそり吐いていた。だがバレていた。
マスターから厳しく叱られた。素直になれた。でも止まらなかった。

アパートといえないくらい侘しい、風呂なし、洗面トイレ共同の雑居建物の中で、わたしは、バイト先で猛烈に食べ、急いで帰り、真夜中に吐いた。
生きる玉に食べていなかった。痩せるために吐くために食べていた。

もう狂った連鎖は止まらない。
まさに一度何かでかっとなってスイッチがONになると、もう食べずにいられない。
でも胃に物を留めておけない。
ゲロ塗れのヒロインだ。
学校では気付かれていなった。学校でだけははかなかった。その代わり昼を抜いた。何も食べ無ければ吐かずにすんだ。
くたくたで部活してせいと解してバイトして、もう後一時間でバイト終わりって時に、客の残り物貪った。そして大急ぎで帰り、消化吸収される前に吐いた。
地獄の釜が開いたときだった。


自律神経と理性の失踪。
発熱がもう一ヶ月間続いている。其れも生易しいものでなく、39.8~41.8度を彷徨っている。
医者には精神科医が以外行く気が無いので、誰にも言ってない。

脳味噌が生煮え状態だ。物質として感じる。多分脳炎だろう。夏場はいつもこうだ。

自律神経失調症は、多少誰でも持っている疾患だ。
程度が酷いと病名をつけられ、病人扱いされる。それだけだ。

わたしは鬱病と併発しているので、鬱特有の突発熱かな。鬱病患者はよく熱を出す。大帝が39度以上の高熱で、前触れ無く突発的に出る。

が本人はそんなに苦痛は無い。少少頭の働きが鈍くなるが、通常でも欝のときは何も考えられないので、普段と変わりは無い。
唯周りが騒ぐ。
確かに、大人になって39度の発熱は、健常者なら肺炎かウィルスかを疑う。
が、鬱患者はよく出るので、熱慣れしている。

だから誰にも言ってない。
わたしの奇行は珍しくないから、真水でシャワー浴びたり、凄く熱いのに鳥肌だったりしても、誰ももう余り気にしない。
だが本当の体温を告げたら騒ぐだろう。
以前騒がれ、時間外に病院に搬送され、だが何も処置されず、時間外の莫大な請求を受け、恥を掻いただけだった。

だから誰にも言わない。といってもしんどいので、此処で書いて発散している。

WEBはいい。無責任に書く殴り、他人のサイトを荒らし、うけをねらって死にますなんて書けば同情アクセス数が集まる、というのがかいしゃのブログオタク。
奴はホントにそういうことをしているらしい。現にわたしにサイトにもわたしと知らず、猥褻な文章を送りつけてきた。

わたしはやらない。
理由? いたって簡単、わたしはPCばかりが大型汎用機も扱う、プログラムも作ればシステムも構築する、ソフト&ハードのプロ(金を貰うのがプロという)だが、自宅のPCはISDNのままだ。だからオフラインで記事を書きまとめてバッチで送る。出ないと一分刻みで料金がかかる。

何でいまどき、と仰せの方多いかな。
重大な訳がある。
ウィルスとハッキング予防のためだ。
時代遅れになるほど、走した被害は減る。勿論、勝ったままのPCでは駄目。PC関係の仕事して二十年になるわたし程度の知識は必要。

光ファイバーも危険はある。現にわたしはハッキングで稼いでいる。裏稼業だ。
何だってする。
ATMたクレジットカードも盗む。現物じゃなく内部情報を。
又この稼業の需要は多く、わたしは徹夜を三晩程度すれば、軽く五十万は稼ぐ。

ァ~~こういうこと書けるのも、人気の無いブロガ―の特権だ。
人気は殆ど気にして無い。
読んでは欲しいが、ランキングに興味は無い。
ただ、勧誘メールがくれば、そのノサイトが本社で利用しうるものなら登録する。
要するに、登録情報を欲しがる本社では、ランキングサイトの解析によって自分の処に登録させられるから。
デカい会社の割りにセコい。
此れがIT業界の真の姿。
登録者数を増やしたくて、不法行為を堂々と行う。

わたしは其れで稼いでいるので文句は無い。むしろ喜ばしい。

此れ読んだあなた、わたしにハックされてかも???
ごめんなさいね、息す術なのよ。会社の命令だし。でもわが社のやり方は合法だ。
だってWINDOWS使ってたらウチのユーザー様だから。
殆ど、全世界の八割に当たるPCが当社ソフトを利用している。
だから、登録者の情報を車内でどう使おうが、カスタマーサービスの一環でしかない。

すまなへんなあ。今日は明日を考えてブルーなので、憂さ晴らしにディスクローズだ。
楽天さんも、独自のOSを開発して使わせない限り、常にハックは起こると、肝に銘じて、ユーザー管理をしっかりして欲しい。
ぽろぽろの丸出しなのだよ、此処は。
ライブドアはもっと酷い。登録者数が少ないので表立たないだけ。
YAHOOさんは少少手堅い。が、バレバレ。

皆、Webを使いこなした積りで満足してると、あなたの電話番号、口座番号、暗証番号、家族構成、子供の名前まで、売られていますから、自己防衛してくださいね。

ブリミアン・シリーズ。
飲み会だった。
しかも串揚げ屋だった。
氷酒と一緒に、わたしは高カロリーの串揚げ、それも肉類ばっかり食べていた。
二次会はカラオケだった。ソコでも二次会セットでなく、メインになるくらいの揚げ盛りをオーダーした。
フレンチポテトにケチャップたんまりつけて、唐揚げにもマスタードつけて、食った。
食った。
食ってしまった。
完璧過食だ!

吐かなくちゃ……其ればかり思いながら、歌い笑い食った。

止まらない。五年間食べなかった脂っこい肉が、蕩けるように美味い。
でも内心はどうしよう、だ。
肥ってしまう。痩せてると若く見えるね、といわれたばかりなのに。
肥ったらわたしいいトコ無しだ。
吐かなくちゃ、吐かないと肥る、肥ったら馬鹿にされる、相手にされない、自分自身が馬鹿にして相手にしなかったように!!!

ふしぎとカラオケ屋にトイレが無い。
店員に聞いた。地下にあるという。欧州みたいだ。
わたしは地下へいった。
そしたら……
皆が吐いていた。

いっしょに歌ってたあいつもこいつも、皆が堂々とゲロっていた。
営業の連中だから、吐くのが上手だ。実にスマートに吐く。皆で歓談しながら、話に切れ間に吐いている。
吐かないと駄目になるよ、体のラインが崩れるよ、それではもう生きてる価値無いよ、さあ、一緒にゲロしよう、将来のため自分のため、過食嘔吐は時代が生んだ社会的病気なんだ恥かしがらなくていい皆社会が悪いんだお前は悪くない!!!

で、目が覚めた。
目が覚めても暫く猛烈な恐怖感にとらわれていた。
吐かなくてはいけない、肥る、無価値になる、わたしはスリムだけがとりえの女だ、もうぜんぶなくしてしまう!!!

腹がグルグルなった。空腹なのだ。やっと安心した。夢だと分かった。現実は洞こんなに痩せている!

馬鹿にしてやれデブなんか、時事管理能力が無いんだ、欠格者だ、不具者だ!

久々、三月以来見た夢、過食嘔吐は現実世界では治まっている。
この五年間、車酔い以外ではいたことは無い。
あ、放射線治療のときはゲロゲロだったけど。
今もまだ、やせ願望は残っているし、一寸でも過食すれば、すぐさま過食嘔吐が再開するだろう。

此れが本当のわたしだ。

偉そうにわたしは克服したなんてほざいても、結局全然治っていない。
表面化しないだけで、潜在的に過食嘔吐願望は潜んでいる。
もう少し肥ると健康的だね、といいながら、必ず外食は残す。ケーキなんてこの五年間食べたことない。
怖いのだ、食べてしまったら又再発しそうで。
多分再発するだろう。この年で? もう人生のUターン超えたのに?
まあ其処まではいってないが、この年で過食嘔吐はもう厭だ。
でも恐らく何か一つ、自分で決めた以外の高カロリーのものを食べたら、再開する。確信ができた。

何度も夢に見る。
五年経っても夢に出る。
今だって自分でカロリー計算して決めた安心して食べられる以上のものは絶対食べない。でもなんとか旅行や外食はできる。残すけど、初めからサラダしか頼まないからいい。
海の幸は嫌いだけど、肉は大好き。脂質大好き。糖質に執着が無いのが救いだ。

わたしの過食嘔吐はまだ直っていない。
今朝、今、思い知った。


摂食障害は止まらない。
今のところ、過食嘔吐は収まっている。
内在しているが、表面化しない。普通の人の振りはできるようになった。
誰もわたしを病人と言わないし、でも思ってるかななんて疑うけど、何とか普通の振りはできる。

だけど、この夏休み、わたしの食事は、異常かも知れない。

精神科医にも言ってない。一人だから誰も知らない。
わたしが食べるのは、去年の今頃はパスコのミルクロール一個、を毎日三食其れだけをお茶で食べていた。
それがないと、車で何処まででも探しに行った。夫から見れば異様だったろう。
其れしか食べない、此れは拒食症かも知れない。

絶対肥らないと保証されたものしか食べない、もう充分痩せていても、肥るのが嫌だ。やせ願望は膨らみ続ける。この夏休みでよく分かった。

八枚切り食パンを一枚、全く甘くないシリアルを二十グラム(バナナは皮まで食う、ゴミが出るのが嫌で、フィリピンで貧しい子供達と仕事でであったとき、彼等が食べていたから、以来癖になった)、ヨーグルト百グラム、コーヒー、が、朝のメニュー。

昼夜は全く同じ。八枚切り食パン一枚、勿論バターもジャムも無し、ジャガイモ一個、人参少し(これらはレンジで加熱する)、そしてもやしを生で袋ごと洗いもせずにバリバリ食う。偶に豆腐。それだけ。
どんなに家事やら仕事やらやっても、家にいればそれだけ。それ以外は何を中元に貰っても他人にやってしまう。

肉が食いたい、と、思っていてももう食べられない。物凄い吐き気に襲われるのだ。入院中の思い出でがPTSDになっていると、精神科医から言われた。

ポータブルトイレに大小便して、その上に吐いたゲロを素手で掬って食う少女、洗面所の三角コーナーに残る毛の絡むから揚げを食うおばさん、他人の食べ残しを求めて早めに夕食後病棟を徘徊する娘……凄まじかった。

わたしは過食嘔吐を何とか抑えている拒食状態、だ。
何か一口のきっかけで元に戻るだろう。
でももうやり直せる年齢ではない。
今度なったら、もう死ぬより無い。
其処まで追い詰められている。

何時までこの日記続くだろう?
途絶えたときが、、か、入院、か、何も目に入らず耳を貸さず過食嘔吐している最中、だ。
もしかしたら、もっと楽しいことが見付かって、かも知れないが、その確率は極々低い。


もろもろハイだわ。
吐き気が止まらない。
といっても過食嘔吐ではない。
自律神経失調症から来る、異常な高熱の所為。
と、此処では正直に言おう、ODの所為。

皆ODって、どうやってますか?
オーヴァードラッグ、わたしの場合、あちこち他府県の病院廻って、抗欝剤、パキシル、ベゲA、コントミン、ヒルナミンなど比較的強いものをストックしています。
そしてOD使用と決めた日から丸五日間、一切の薬を服用しません。
ウォッカのストレートを冷凍庫でギンギンにとろみがつくまで半凍らせ、そのまま、そうだな、一日一部便を目安にのみ、後はパン一枚ずつとお茶だけで済ませ、ビタミン、ミネラルも取りません。

こうすると体が震えてきます。低体温の後、四十一度の発熱が三日目くらいから来ます。身体は欠乏してやっと飢えを感じます。

其れをまだまだぐっと堪え、五日目が終わる丁度午前零時、五日分の薬とストック分一回極量の十倍程度を服用します。
勿論アルコールで。このときは常温のをストレートで。偶にストレートをレンジで十秒チンして、酔いが早くなるようすることもあります。
すると、来ます。
できれば、つまり金銭的余裕があれば、またはつてがあって安く入手できれば、クラウド9、ナバーナプラス、エクスブロアーなど、一寸流行おくれのを使います。

物凄い効きます。
死ぬかと思います。
でも死にません。てか死ねません。

逆に自殺予防になります。
わたしは過食嘔吐を何とか抑えているけど、何時再発するか分かりません。正直自身がなくなって来ました。
でも、一度箇所悔やめたおかげで手に入れたもの、欲しかったけど金欠で変えなかったもの、禁止されていたバイク、憧れのほう学院入学など、そちらの誘惑のほうが強いため、多分過食嘔吐はしないと思います。
しかし今、まともな食生活してません。貧弱に徹しています。

やせ願望は治らず、今三十八キロ、まだ不満です。
四月には42キロまで増えて、若く見られて、嬉しかったのに。
夏休み、皆忙しく、引篭もり状態のわたしを誰も相手にしてくれず、そんな寂しさから、何度も流血沙汰。

構って欲しかった、心配掛けたかった、労わって欲しかった、其れが本音。醜い甘ったれた腐った根性。
夢には出ます、過食も嘔吐も。
強迫観念も抜けず、揚げ物を食べた夢ではトイレを探し回る自分がいます。
そしてゲロ。髪が、顔が便器に触れます。
誰のものとも分からない小便の黄ばみが顔に触れ、臭いがし、それで吐き気を催させ、吐きます。

そういう夢が続くときは大抵ストレスがたまっているので、悪いやり方だけど、頼れない医者を騙してODします。
もしくは切腹します。
殆ど無い脂肪が白い半透明に見えて、其れを掻き出し、紫や緑や赤い腸を引っ張り出します。
夢ではこの後、字便の糞の詰まった内臓を自分の口に押し込みます。糞の臭気や苦味やどろどろの下触りまでリアルです。
真実です。
お金がかかって困ります。まあ、過食人は皆金欠ですが。
真面目に論文書く人がいますから。「過食嘔吐による経済的不安」なんていって。
わたしの場合、全て精神疾患から来る奨励のひとつとして、保険が適用されちゃうので、三割負担ですみます。

で、いまハイから急落中。多分切るでしょう、夕方辺り。
もう誰もわたしを止められません。
わたしを止めようとすると応酬が激しいので。

「皆心配してる」
振りだけでしょ?血が壁紙を汚すのが困るのでしょ? 風呂でやるとあと気持ち悪くては入れないからでしょ?
「そんなことじゃない、君に生きて欲しいんだ!」
じゃあ面倒見てよ。養ってよ。代わりに会社行って働いて、学校行って勉強して、家事全部してよ、そして寂しいときず~~~ッとそばにいてよ。
「してやりたいけど、できるわけない」
なら放っておいて。無責任に頑張れとか生きろとか言わないで。何もしてくれないなら言う資格ない。出て行って、目障り。

とまあこんな調子で、わたしの弁論には精神科医もお手上げ状態。
だって、医者なんて、患者よりいい椅子に座って、わざとらしいドイツ語かいて、こっちの住所年齢経歴全部聞き出しといて、自分のは学歴以外何も言わない。

もし、本気信頼したい医者がいたら、聞いて御覧、住所。
教えないから。
つまり、こっちが自宅で死んだって、あっちは「嗚呼来なくなったな」で終わっちゃう程度の関係なの!!!

医者やカウンセラーの甘言に乗るな、此れが何より言いたかったこと。
まだハイだな。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home