死亡届
人が死んだら何をせねばならないか。
事務的に語ってみよう。
死亡届は死後七日以内に役所へ提出しなければならない。
未提出では火葬許可が下りない。
火葬の際には死体埋葬火葬許可申請書を提出し、火葬許可書の交付が必要となる。
悲しみで手一杯の遺族に代わり、 遺体搬送から一連の手続きまでを葬儀業者が代行してくれる場合もあるが、当然その後の葬儀の委託を期待しての行為であると考えなければならない。
その他必要と思われる手続きを列記してみる。
葬祭費、埋葬費等の請求。
葬祭料の請求。
遺族基礎年金、遺族厚生年金、遺族補償年金等の請求。
保険金の請求。
医療費控除の還付請求。
死亡者の所得税確定申告。
相続税の申告。
相続した預貯金の支払い請求。
公共料金の名義変更。
不動産の名義変更。
自動車の移転登録。
相続同意書、遺産分割協議書の作成、等々。
遺言があれば検認請求も必要。
わたしには遺産が無いから簡単、って訳にはいかない。首吊りすれば検死料金が必要だし、切腹すれば後の清掃が大変だ。
なあ、止めない? 無駄なんだよ、人間生まれたときから死に向かって生きているのだから、そう急がなくたって、必ず死ねる。
寿命ってのを信じている。寿命がこなければ、わたしのように何度も生き恥を曝す。逆に寿命が着ていれば、如何に足掻いたって、死ぬ。
少し落ち着けって。死ぬなら好きなもん食いまくって太ってから死のう。
生きるなら、綺麗になろう。
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