Thursday, February 16, 2006

首括りについて

首吊りにも定型不定型の二種類があるのだ。

非定型的縊死より、定型的縊死の方が楽だが、定型的縊死は、どの位の、苦痛があるのか?
非定型的縊死は、窒息死ではないだろうか
首吊りは窒息死では無い」と聞いていたのに、だ。

非定型的縊死の場合。

一、気道閉塞 (外窒息)は、舌の基部が押し上げられて咽頭後壁に密着することによって、致死。

二、頚部血管閉塞は、頚静脈、頚動脈、椎骨動脈が塞がれ、頭顔部蒼白、脳の内窒息死。

三、神経圧迫は、迷送神経、頚動脈洞圧迫から心停止に至る。

四、頚椎離断骨折 (頚髄離断)は、稀である。だが、日本国の絞首刑では此れが一般的だ。

定型的縊死は、即死である場合が多く、三が主である。

では、定形的縊死の場合、どうだうろうか?

一、気道閉塞 (外窒息)は、舌の基部が押し上げられて、咽頭後壁に密着し、窒息する。

二、頚部血管閉塞では、頚静脈、頚動脈、椎骨動脈の圧迫により、頭顔部蒼白、脳内窒息を誘発して、死ぬ。

外窒息は、熱中症など失神したとき起こり得る。ってか、よく起こる。
だから苦しくない
気を失っている間に死ねるのだから、大変よき方法だが、如何せん、自分で引き起こせない

脳の内窒息死は、一般的な窒息死だ。溺れたり、口と鼻を塞がれたりすれば、大変苦しみながら死ねる。

恨み言を言いたい代わりに、苦悶の表情を残したいとき最良だろう。
が、失敗が多い。自分で何とかできてしまう場合が多いからだ。それと、かなりの覚悟と意志力が必要。

何があっても死んでやる、ってなら、断崖絶壁から投身自殺したほうが楽と思われる。
遺族も楽だ。

首吊りの具体的留意点
実行後三分もすると呼吸停止に至り、十分くらい経てば、心臓も停止するので、よほど直後に発見されない限り、失敗例は少ない。

呼吸停止から心停止の間に発見された場合、脳への酸素供給が減っているため脳細胞の破壊が始まっており、 昏睡状態となっている。

破壊された脳細胞は戻らないので、廃人として余生を送ることになる

以上、途切れ途切れだが、分かる程度に書いてみた。
此れでも死にたいか?
死にたいだろうね。
でも九十九%死ねないよ。

生あるものは他の生命を食らって生きてきた。
米一粒に、如何程の子孫繁栄の可能性が秘められていたと思う?
其れを、噛み砕き、打ち砕き、抹消して、今まで生きてきたのだ。

わたし達は皆、謝肉祭の途中、鎮魂歌の途中なのだ。
其れが終わるまで、死ねない。
廃人になってでも生き延びてしまう。

一寸考えて欲しい。
苛め、無視、職無し、人間関係、仕事の行き詰まり、全てが駄目で、死にたくなったのだろう。
わたしだってそうだ。

だけど、其の中のたった一つでも解消すれば、例えば彼氏彼女ができたり、親友を見つけたり、いい職が決まったり、仕事で褒められたりすれば、死ぬ気は存続するか

わたしは落ちようが無い状況で、たった一つの大切なものを見つけた
其れはいつも傍にあったのに、わたしが故意に目を背けていたもので、一寸勇気を出して其れに触れたら、実は世界で一番貴重なものだったと気づいたのだ。

幸せは得るものではないと思う。気づくもの、感じるものだと信じる。
如何な状況でも、幸せは必ずある。
一度高山病に陥れば、酸素を吸い込めるだけでも、幸せだと感じられる。

皆幸せなのだ、生きている限り。

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